公益財団法人神奈川県公園協会は、2025年3月に設立50周年をむかえます。
秦野戸川公園

公園の安心・安全・きれいを支える技術集団でありたい!

公園管理担当 Y.Hさん
2015年度入社(8年目)

秦野戸川公園で花壇の管理や除草、施設の修繕などを担当している。

秦野戸川公園 

仕事への思い

私たち外勤職員は「公園の安心・安全・きれいを支える技術集団」でありたいと思っています。多様なバックボーンを持つ職員が、各々の技術や知識を伝えあい、チームワーク良く仕事をしています。利用者の皆様に楽しんで、安らいでいただきたいとの思いで、花壇のデザインなども皆でアイデアを出し合っています。除草や日々の巡視など、仕事量も多く、天候にも左右される仕事ですが、これまで蓄積してきたノウハウを活かしながら、安全第一で計画的・効率的な管理ができることを心がけています。

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「公園を通じて社会貢献できる団体」

公園で働いていると利用者の皆様の反応が見えるので、どうしたら気持ちよく過ごしていただけるのか常に意識します。例えば草刈り跡が爽やかに見えるよう刈る場所や順番をなど、工夫し、丁寧に行っています。
地道で大変な作業も多いですが、「来て良かった」、「綺麗ね」などと言ってもらえると、皆様や地域のためになっていることが実感できます。このような「公園愛」が公園協会の最大の強みだと思います。
 今後も、公園愛を持った公園管理のプロ集団であり続けたいと思います。もっと若い人も一緒に働けると更にパワーアップできると期待しています。


園内では1年を通じて美しい花が楽しめます

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用ありがとうございます。楽しんでいただけてますでしょうか。安らいでいただけていますでしょうか。皆さんの反応が、日々の仕事の励みになります。まだまだ不十分なところはありますが、これからも、皆様に喜んでいただけるよう頑張ります。

【公園管理に共に関わって下さっている方々へ】
いつも公園管理にご協力いただきありがとうございます。これからも、一緒に、地域や利用者の皆様に誇れるようなきれいな公園を創っていきましょう。

茅ケ崎里山公園

皆さんと一緒に公園・地域づくりに取組んでいます!

利用促進担当 Y.Nさん
2006年度入社(17年目)

茅ヶ崎里山公園でイベントの企画運営、公園ボランティアの事務局などを担当している。

茅ケ崎里山公園 

仕事への思い

公園の仕事と言うと植物や施設管理をイメージする方が多いと思いますが、私は、公園で活動されている地域の方々やボランティアの皆様のサポートなどを主にしています。
ボランティア活動やイベントには多くの方々が携わって下さっていて、様々な意見がある中、時にはぶつかり合いながらも、やり遂げた時の達成感や一体感はとても大きいです。
また、参加した子供達が、里山やその保全活動に関心を持ってもらえたら嬉しいなと思います。


ボランティアの方々との交流の様子

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「居心地の良いところ」

若い人や新しく地域に来られた方々にもお声掛けして、公園・地域づくりに巻き込んでいきたいと思っています。こうした中から、マルシェなど新しい取り組みも生まれてきています。そこに昔から活動して下さっている方達が持つノウハウや公園愛を受け継ぎながら、公園や地域をもっと盛り上げていきたいと思います。

働き始めて現在までを振り返って

ボランティア「茅ヶ崎里山倶楽部」の会員数が減ってしまった時期もありましたが、広域での広報、そして何より、コロナ禍で屋外の緑の中での活動に注目が集まり、会員数が増に転じました。緑の価値が再認識されたこと、嬉しく思っています。

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用ありがとうございます。様々な方が利用される公園には、事故防止等のため利用ルールがあり、不自由をおかけすることもあるかと思いますが、皆さんがルールを理解し受け入れて下さるので大変感謝しています。これからも、コミュニケーションを大切にしながら、より良い公園・地域づくりに取組んでいきますので、よろしくお願いします。

【公園管理に共に関わって下さっている方々へ】
長年、公園の管理運営に協力していただきありがとうございます。皆様のおかげで公園が成り立っていると言っても過言ではありません。公園への愛情を原動力にひたむきに動いてくださる姿を目の当たりして、本当に頭の下がる思いです。これからもよろしくお願いします。

秦野ビジターセンター

丹沢の自然を伝えるインタープリター

自然解説担当 M.Tさん
2007年度入社(16年目)

秦野ビジターセンターで、丹沢の山を歩いて自然情報の収集、展示物作成、イベントの企画運営などをおこなっている。

秦野ビジターセンター 

仕事への思い

多くの人に丹沢の自然について伝え、興味を持ってもらうことが仕事です。そのため、伝えたい人に寄り添った言葉選びや、誰もが楽しめることを意識し展示や解説を行っています。試行錯誤の繰り返しですが、皆様から「おもしろかった」「役に立った」などのお言葉をいただけると励みになり、もっといいものを創りたいという気持ちになります。


自然教室にはたくさんのお子様が参加してくれます

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「憩いの場の管理者」

県内の東西南北、様々な公園等を管理しているという特性を活かし、各施設で連携しながら、広範囲での自然情報の収集と発信をしていければ良いなと思います。丹沢以外の渡り鳥の飛来や開花情報、外来種の情報などが入ると、ビジターセンターでの情報発信にも役立ちます。県内各地の自然情報をまとめて知ることができるツールがあると多くの方に喜ばれるのではないでしょうか。

働き始めて現在までを振り返って

県内の県立ビジターセンターが2施設にまで減ってしまい寂しさを感じています。今も、閉館した宮ヶ瀬と丹沢湖ビジターセンターの資料などを活用し、過去の自然情報としてHPで発信するとともに、引き続き西丹沢ビジターセンターと連携してその地域の情報収集と発信もしています。


丹沢の山での情報収集の様子

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用ありがとうございます。まだまだ至らない点もありますが、私たちが伝えたいことに興味を持っていただき、楽しんでいただけている様子を見ると、とてもありがたく思っています。今後も皆さんが訪れたくなるようなイベントや展示を企画していきたいので是非ビジターセンターへいらしてください。

【ビジターセンターの運営に共に関わって下さっている方々へ】
私たちが外に出られない時に登山道の情報などを提供してくれたり、把握していない情報をいただいたり、とても助かっています。一緒になって地域のことを考えていただき、大変感謝しています。登山道などで声かけていただけると励みになります。これからもよろしくお願いします。

大磯城山公園

公園の基本的な維持管理を大切にしたい!

副園長 H.Oさん
2008年度入社(15年目)

大磯城山公園の副園長として、公園の予算管理や利用者サービスの向上、職員の働きやすい環境づくりなどに取り組んでいる。

大磯城山公園 

仕事への思い

公園は自然や季節の移ろいを感じられる身近な場所として唯一無二の存在。そんな場所で皆様が快適に安全に過ごせるよう、基本的な維持管理に力を注いでいます。
例えば、巨木化した樹木の伐採や剪定を実施することで、事故を未然に防ぐと共に眺望改善を図っています。このような日々の維持管理によって、公園本来の魅力を引き出し、皆様に愛される公園にしていきたいです。


眺望改善の例 園路から海が望めるようになりました

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「維持管理の基本を大切にする公園管理者」

指定管理者制度が導入され、様々な事業者が競いあい、各々のノウハウを生かした公園管理が行われる中、清掃、植物・施設管理、安全点検などの基本的な維持管理を変わらず大切にできる組織。
公園管理の在り方はこれからも変化していくと思いますが、基本を疎かにせず公園管理のお手本とされるような組織であり続けたいです。
公園協会には様々な技術や知識を持つ人が集まっているので、より高度な技術を持つ人材を育成し、花苗や苗木の生産販売や、今まで直営で出来なかった管理を行えるようになると良いなと思っています。


県花ヤマユリなど園路沿いの花も楽しんでください

働き始めて現在までを振り返って

組織内の距離が縮まってきており、積極的に自分の意見を発信し、色々なことに挑戦できる環境になってきています。

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用いただきありがとうございます。明るい表情で散歩されている姿などを拝見すると、公園が皆様の日常の一部であることを実感すると共に、仕事をする上での励みになります。

【公園管理に共に関わって下さっている方々へ】
いつも公園管理にご協力いただきありがとうございます。 技術やノウハウを最大限に発揮し、誇りをもって仕事に臨んでいる姿を目の当たりして、とても頼もしく思っています。これからもよろしくお願いします。

保土ケ谷公園

公園を裏から支える最高のNo.2でありたい!

副園長 S.Hさん
1997年度入社(27年目)

保土ケ谷公園の副園長として、総務・経理、収益事業、有料施設のシステム関連、イベント対応など公園の運営を支えている。

保土ケ谷公園 

仕事への思い

副園長という立場上、色々な人の意見を集約して方針を決めたり、何かをお願いすることが多いので、相手の目線に立って何を望んでいるのか、どうお願いしたら気持ちよく働いていただけるのかを意識しています。
公園は、利用者の皆様、ボランティアの皆様、職員も含め、多様な人が集まる施設です。様々な立場や考え方があるので、時には摩擦が生じることもありますが、そういう時にお互いが尊重し合える関係を築くサポートができる潤滑油となりたいと思っています。

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「一つの色に染まらない多様性のある組織」

様々な職歴や趣味、経験と知識を持った人が集まっている多様性のある組織。公益法人であり、官公庁とは違った柔軟性、民間企業とは違った公益性を有しており、この柔軟性と公益性を活かし、収益を得られるところはしっかり得て、これを利用者の皆様に還元していきたいです。
公園では、様々な年代の方、障がいのある方もない方も、多様な方々が活動しています。こうした方々がバラバラに活動するのではなく、垣根を超えて交流できる、そんなプラットホームに公園がなれたら良いなと思い、誰もが参加できるスポーツイベントなどに積極的に取組んでおり、今後もこうした取組を進めていきたいです。


誰もが参加できる「ボッチャ大会」の様子

働き始めて現在までを振り返って

公園協会職員として初めて育休を取得させていただきました。当時は育休取得が難しい企業等も多かった中、柔軟に対応していただきとてもありがたかったです。今後は更に働く人の多様化が進んでいくと思うので、それに対応した制度が整備されていけば嬉しいです。

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用ありがとうございます。多くの方が利用される公園で、譲り合いをお願いするなど、不自由をおかけすることもあると思いますが、これからも皆様とのコミュニケーションを大切に、より皆様に愛される公園となるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

【公園管理に共に関わって下さっている方々へ】
公園の運営方針にご理解いただき、時には厳しく時には寄り添った、ご意見ご提案をいただけることに感謝し、変わってはいけない部分はそのままに、新たなチャレンジの精神を持ち続けられるよう頑張っていきますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

辻堂海浜公園

公園で人生を豊かに

園長 S.Yさん
1991年度入社(32年目)

辻堂海浜公園の園長として公園全体を統括している。

辻堂海浜公園 

仕事への思い

コロナ禍を経て、公園が人々の心身の健康に果たす役割の重要性を再認識し、芝生広場などで利用者の方々が家族や仲間と談笑している楽しそうな姿を拝見すると、地道な維持管理が人々の日常を支えているのだと嬉しく、誇りに思うと共に、気の引き締まる思いです。こうした憩いの空間を提供するのはもちろんのこと、皆様が公園でやりたいこと、取り組んでみたいことへの実現をサポートしていきたいと思っています。公園が自己実現の場として機能することで、皆様の生活に彩りが増し、人生の豊かさに役立っていると嬉しいです。

公園協会を一言で言うと?今後の展開や期待は?

「みどりの黒子」

公園は生活の基礎となる重要なインフラの一つだと考えています。これを裏方として支えるには、専門的な知識や技術が必要。指定管理者制度が導入され、民間事業者等と切磋琢磨する中で、技術も知識も磨かれてきたと思いますが、公益法人である公園協会しかできない管理運営とは何か、今後も考え続けることが重要だと思っています。
今後は、街を支える他の重要インフラ(病院や介護など社会福祉系の施設、学校などの教育機関、商店等)とも連携し、公園管理を通じて、人々の暮らしをもっと豊かにできるような管理運営をしていきたいと考えています。

働き始めて現在までを振り返って

指定管理制度が導入されて以降、基本的な管理は変わらず大切にしながらも、新しいことにチャレンジしたり、利用者ニーズをしっかり公園管理に活かそうとする前向きな機運が醸成されてきたと思います。
また、若い頃に、仕事を通じて知り合った方たちと、市民参加型樹林地管理や伐採木等を活かす循環型管理などを学びに日本や世界の各地に行けたのも楽しい思い出です。

感謝のメッセージ

【利用者の方々へ】
いつもご利用ありがとうございます。辻堂海浜公園のいいところは開放的な雰囲気だと思っています。それは私たちの管理だけでなく、来園される皆様の雰囲気が合わさって生まれていると思います。これからも公園を通じて皆様の日常を支えられるよう邁進していきます。

【公園管理に共に関わって下さっている方々へ】
いつもご協力ありがとうございます。公園の価値を理解し、共に公園を盛り上げてくださる方たちがいることは、公園や地域にとって大切な財産です。これからも一緒に公園や地域を活性化していきましょう。


地域の方々と一緒に開催している「辻の盆」の様子