大涌谷周辺の観光情報や自然情報をご案内しています。 お気軽にお立ち寄りください。
【場 所】
箱根ジオミュージアム内 入り口すぐ
(大涌谷くろたまご館 1F)
【開館時間】
午前9:00~午後4:00(年中無休)※2021年9月15日より午後4時閉館となりました。
*周辺パトロールや情報収集のため、スタッフが不在になることがあります。ご了承ください。
【問合せ】 TEL.0460-84-5201
今からおよそ3,000年前、神山北西斜面で大規模な水蒸気爆発が起こり、そのときの爆裂火口の跡が大涌谷にあたります。
また、崩壊した神山山体が岩屑流となり、早川をせき止め、誕生したのが芦ノ湖です。
大涌谷は、いまなお噴煙があがり、 火山活動を間近に観察することができる貴重な場所です。
2022年3月28日より、引率入場により散策が可能になりました。
詳しくはこちらをご確認ください。(https://hakone.or.jp/od-booking/)
かながわの景勝50選 700m 往復 約40分
上:自然研究路
下左:玉子茶屋 下右:サラサドウダン
かながわの景勝50選の碑・玉子蒸し場まで全長約700mの自然研究路です。
この噴煙地をめぐる散策路は、平成27年の火山活動以来、一般観光客の立ち入りは制限されてきました。
このたび、噴石から身を守るシェルターが整備され、火山ガスの24時間監視も行われていることから、監視員2名が誘導する「引率入場」という方式で、散策できるようになります。
■事前予約制 毎日4回 各回定員30名
※参加条件:小学生以上で、非常時には走って逃げられること、安全対策の協力金500円/人をお支払いいただくことが条件です。
詳しくはこちらをご確認ください。
https://hakone.or.jp/od-booking/
噴煙があがる大涌谷一帯は大涌谷園地といわれ、富士箱根伊豆国立公園の特別地域に指定されています。
周辺には火山性のガスが噴出しているため、高い地温や酸性土壌に強いアセビ、リョウブ、イオウゴケなどの植物が厳しい環境下でたくましく生きています。
春にはアセビやサラサドウダン、夏には、リョウブやノリウツギの花。秋にはナナカマドの紅葉など、四季折々に厳しくも美しい顔を見せてくれることでしょう。
眼下に広がる富士山や箱根の山々など雄大な景色をご堪能ください。
↑湖尻自然探勝歩道
↑土石流が運んだ巨石(金太郎岩)
大涌谷からブナやリョウブの森を抜け、箱根ビジターセンターのある湖尻へと向かうコース。 コース上では、神山からの土石流が運んだ巨石(金太郎岩、舟見岩)などを見ることができます。
春から初夏にはオオルリなどの野鳥のさえずりも楽しむことができるでしょう。