HOME > 登山の前に

登山の前に

丹沢の登山口は交通の便がよく、気軽に楽しめる山である一方、やせ尾根や鎖場のある険しい山でもあります。毎年、遭難事故が絶えません。過信せずにゆとりある登山計画をし、装備を万全にしてお出かけください。

登山装備

これだけはしっかり持って行きましょう!
・登山地図とコンパス
・飲み物(夏場は最低2リットル)
・懐中電灯(ヘッドランプ)
・非常食
・雨具(防水性の高いもの)
・救急セット
・防寒着
・アイゼンなどの滑り止め(冬期)

登山計画書

登山計画書(登山届)には決まった様式はありませんが、次の項目を必ず記載し、各自で事前に作成して登山前に提出しましょう。万一、事故に遭ったとき、救助活動がスムーズに行われます。 また、捜索活動を効率的に行うことができます。家族や知人に登山計画をしっかり伝えましょう。誰も知らなければ誰も救助には来てくれません。

登山計画書の記載内容

・登山者全員の名前、住所、携帯電話番号等
・緊急連絡先
・登山ルート
・行動日程(各ポイントに到着する予定時間、宿泊先など)
・目的の山の名前
・登山方法

登山計画書の提出先と提出方法

次のいずれかの方法により提出してください。
・登山山域の都道府県警察本部地域課または山岳を管轄する警察署、交番・駐在所に郵送、ファックス等により提出してください。
・山域の登山指導センターや案内所、登山口の登山計画書投函箱に投函してください。
・オンラインで登山計画書の届出をしてください。

通行止・注意情報

・天候の状況などにより、登山道が通行止めになっている場合があります。
・事前に、予定しているコースの通行止め情報を確認して、登山計画をたてましょう。

丹沢の山小屋

注意すべき生き物

野外にでる場合には注意すべき生き物、ケガなどの応急対応は事前に知っておく必要があります。 これらの知識は皆さんの生命を守るだけでなく、より深く自然に親しむことができるコツなのです。
スズメバチ類
スズメバチ
特徴 最大のオオスズメバチでは体長35mm程。女王バチを中心とし、集団で生活する。キイロスズメバチなどは軒下など目立つ所に巣を作るが、もっとも毒の強いオオスズメバチは地中に巣を作るので知らないうちに近づいている場合がある。
予防 巣に近づかない。ジュースなどの甘い物を好むので、スズメバチ類の活動時期(特に夏・秋)には持っていかない。
症状 激痛・腫れ・アレルギー反応など。全国では、年間数十人の死者がでている。
処置 水で毒液を洗い流し、抗ヒスタミン軟膏を塗る。その後、早急に病院で治療を受ける。

ヤマビル
ヤマビル
特徴 体長2㎝程。伸び縮みをしながら、足もとからあがってくる。湿った所を好み、特に東丹沢に多い。5月中旬から10月上旬まで活動する。
予防 ヒル防止スプレーを塗ったり、塩を靴や靴下にすりこむ。
症状 出血・かゆみ(ヒルは毒をもっていない)
処置 血がなかなか止まらないので、圧迫止血を行う。

マムシ
マムシ
特徴 体長60cm程。頭部が三角形で、身体には大きく丸い模様が多数ある。踏んだりしないかぎり、まず攻撃されることはない。
予防 見つけても近づかない。
症状 激痛・腫れ
処置 噛まれたヘビの特徴を確認して、病院で治療を受ける。

ヤマカガシ
ヤマカガシ
特徴 体長1m程。赤色、黄色、黒色の派手な色のヘビ。性格はおとなしく、手をださないかぎり噛まれることはまずない。毒牙は奥にあるので、深く噛まれなければ毒は入らない。
予防 見つけても近づかない。
症状 歯ぐきからの出血・全身の皮下出血
処置 噛まれたヘビの特徴を確認して、病院で治療を受ける。

マダニ類
特徴 体長2mm程。山林に住み、野生動物の血を吸っている。人間にも吸着することがあり、吸血によって肥大化し、はじめて気づくことが多い。ダニの仲間には、ツツガムシ類がおり、これに刺された場合には死亡する場合もある。
予防 防虫スプレーなどがある程度の効果がある。
症状 吸着されると発赤・腫れなどがおこる。痒みは少ない。
処置 ひっぱってダニを除去するとダニの一部が人体内に残ることがあるので、皮膚科で治療を受ける。

ノイヌ
ノイヌ
特徴 捨てられたペットや猟犬が野生化したもので、数頭の群れを作る場合がある。
予防 背を向けて逃げると襲ってくるので注意する。
処置 ケガを負った場合には、病院で治療を受ける。

ツキノワグマ
(ヒグマは北海道のみ生息)
ツキノワグマ
特徴 体長110㎝程。植物の実や昆虫などを食べている。生きている動物を襲って食べることはないと言われている。
予防 注意すべきは出会い頭になった時で、ラジオや鈴などで自分の存在を知らせることによって予防できる。至近距離で出会った時には荷物などを置き、注意をそらせ、そのすきに逃げる。
処置 ケガを負った場合には、病院で治療を受ける。

ここに紹介したもの以外にも、注意すべき生き物がいます。最近では、それらについての多くの図書が出版されているので、詳しくをそれらをご覧ください。 また、下記で紹介した処置方法は一般的なもので、体質等によって処置方法が異なる場合があります。

このページの先頭へ戻る